トップ>終戦七十年記念事業
愛媛縣護國神社は、明治三十二年の御創建以来、明治戊辰の役から幾多の国難に殉ぜられた愛媛県御出身の英霊、産業文化発展の功労者、公務殉職者、四万九千七百余柱を御祭神として御奉斎し、愛媛県民の心の拠所として年間五十万人を超える御参拝を頂いております。
その間、昭和二十年七月松山大空襲で社殿、社務所が焼失致しましたが、県民総意、官民一体となって御奉賛を頂き、昭和三十年に再建を見ることが出来ました。
時恰も戦後並びに朝鮮戦争による物資諸資材に不足のおり故に、社殿等一部損傷甚だしくなってまいりました。
また参拝者の受入れについても施設面でご不便をおかけしている現状に鑑み、来る平成二十七年八月十五日の終戦七十年を記念して、本殿の一部改修、神橋の改修、斎館の拡充を図るとともに英霊の功績を後世に継いでゆくため祈念史料室を設置することとなりました。
つきましては本事業達成には総額三億円を超える多額の御浄財が必要であり、県内唯一の慰霊顕彰の場として御霊をお慰め申し上げ次世代に平和の尊さを継承していくためにも、より多くの皆様方のご篤志を仰ぎ度く御奉賛をお願い申し上げる次第であります。
厳しい経済情勢の折、真に心苦しい御願いとは存じますが、事業完遂のため格別なる御理解と御協力を何卒宜しく御願い申し上げます。