富山丸戦歿者遺族会慰霊祭(その2)
カテゴリー: 護國日誌
2010年6月28日 月曜日

こんにちは、、、末吉です(⌒▽⌒)今日は梅雨とは思えない晴天!やはり晴れの日は心まで晴れ渡るようで、清々しくて気持ちがいいですね。

マイクテストなどで

『あ~っ・・・あ~っ・・・本日は、晴天なり』

という、お決まりの文句も頷けます。

さて昨日「富山丸戦歿者遺族会慰霊祭」のことをお話しましたが、そのことが写真付きで地方新聞に掲載されていました。このように少しでも慰霊顕彰の記事が掲載されることは、英霊やご遺族の心情、神社のことを知って頂けるいい機会なので、非常に嬉しいことです。

この富山丸は、疎開船ではなく、四国から沖縄へ向けての輸送船団の一隻でした。当然、将兵の方々、物資、トラックなどが満載されていたわけですが、その中には燃料となる石油なども輸送していたそうです。

昭和19年6月29日午前7時頃、徳之島沖4キロの海上で米軍の魚雷攻撃を受け撃沈したのですが、その大量の石油に引火し、風下へ泳いでいた将兵の方々は、まさに火の海の中で息絶えたそうです。その後、徳之島に流れ着いた亡骸は、大半が焼け爛れており、それを鄭重に荼毘に付したという話を聞きました。

それから66年が経ち、平和な世の中にあって、未だこのことを忘れることなく慰霊顕彰のため参拝下さることは、御祭神にとってもこの上ないことでしょう。

英霊永久に安らかならんことを改めて思う次第であります。

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