末吉、アッツ島に思う
カテゴリー: 護國日誌
2011年5月29日 日曜日

『祈  復興!東日本』

 

 

 

こんにちは、末吉です。。。

 

台風2号が接近中です!

絶対に川や海、田んぼの様子を見に行ったりしないように、

注意して下さい。

境内もでっかい水たまりのようですよ。。。

それにしても、

本当にすごい雨ですwww

いったい、お空のどこにこれほど水があるんでしょうねぇ。。。

 

さて、

昭和18年の今日は、

アッツ島守備隊玉砕の日です。

アッツ島は熱田島とも言われていたそうで、

現在はアメリカの厳しい上陸制限があります。

この島は、

年中天候が悪く、晴れの日は年に10日ほどという、

非常に過酷な島だそうです。

 

昭和18年5月29日、

アッツ島守備隊、

約2600名の将兵が玉砕したことが報告されると、

昭和天皇は、

『最後まで良くやった、このことを伝えよ』

そう下令。

杉山元(すぎやまはじめ)参謀総長は、

『打電しても玉砕して受け手が居ない』

と返答。

これに昭和天皇は、

『それでもよいから電波を出しなさい』

そう言われたそうです。

 

生存率1%の戦いが、この日、終結したのです。

 

末吉は戦後生まれですから、

いくら戦場のことを書いたところで、

説得力はありません。

 

しかし、

その日、そのとき、

英霊となられた方々がどのようなお気持ちで、

どのような戦いをされたのか・・・

それらを想う時、

しっかりとそれに応えなければ、

英霊となられた方々に申し訳がない・・・

そんな気持ちで一杯になります。

 

雨を見ながら、

改めて、

北へ向かって合掌致しました。

コメント / トラックバック4件

  1. 北条ヒロシ より:

    末吉さんの英霊を思う気持ちにはいつも感動します。
    悲惨な戦争の記憶を風化させたくないものです。

  2. 末吉 より:

    北条ヒロシ様
     
    こんにちは。
     
    英霊を想い、日々ご奉仕や生活をしているのは、
    末吉だけではないですよ。。。
    当社に関わる全ての方々、
    それはご遺族や関係諸団体の皆様方であり、
    なにより、
    日本人なら当然のことと思います。
     
    末吉が戦争のことばかり日誌で取り上げるのは、
    過酷な戦場で戦われた方々の胸中を、
    より多くの方々に知って頂き、
    そして、
    二度と戦争を起こしてはならないと思っているからです。
     
    おっしゃる通り、
    決して風化させてはいけないんです。
    そのためにも、
    國のためにどのようなところに行き、
    どのような場所で戦われ、
    どのようなことをされたのか・・・。
    戦争を知らない世代だからこそ、
    知ってなきゃだめなんですよね。。。

  3. もも より:

    『悲惨な戦争』を忘れてはいけない…。
    それは、誰もが思う事だと思います。

    友人が、こう言ってました。
    『恒久平和実現を祈願して…、二度と戦争を起こしてはいけない』という声や文章は見るが、『英霊の慰霊顕彰、英霊を称えて、英霊がいかに素晴らしかったか』という言葉は、ほとんど聴く事が無い。それを発信する団体はあるのだろうか…と。

    ある保守団体の総会に出席したが、一度も君が代を斉唱せず、東北被災者への黙祷はあったが、英霊への黙祷は無かった、とがっかりした様子で話していました。

    護國神社のお話をすると、第二日曜日の清掃奉仕にいつか行きたいなあとおっしゃっていました。

    日本人の心の拠り所であり、英霊を慰霊顕彰なさって下さる護國神社に感謝です。

  4. 末吉 より:

    もも様
     
    こんにちは。
    お久しぶりですね。
     
    『悲惨な戦争を忘れてはいけない』
    それは誰しも思うことでありますが、
    『なぜそうなのか?』
    そこが重要なところだと末吉は思います。
     
    ご友人の方がおっしゃられるように、
    みな口々ではそう言うのですが、
    実際、常にそのことを思い、
    行動し、
    英霊の慰霊顕彰をすることは、
    非常に難しいことです。
     
    日々の積み重ねが大切ですよね。
     
    毎月の清掃奉仕の中で、
    慰霊碑の説明をするのにも、
    本当ならば、
    一基一基を詳細に説明すべきだと考えております。
    『時間の都合上・・・』
    というのは、
    ある意味言い訳なのですよね。
     
    慰霊顕彰は、
    末吉たち職員にとっては当然のことですが、
    一般の方々に常にそういう気持ちを持って頂けると、
    『とある保守団体の会議』
    のようなことにはならないのではないでしょうか?
     
    とはいえ、
    戦争を経験していない、
    末吉のようなものがあれこれ言っても、
    あまり説得力はないですよねwww

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