末吉、携帯食を語る
カテゴリー: 護國日誌
2011年9月25日 日曜日

『忘れるな!被災地への思い!』

 

 

おはようございます、

『人生楽笑』末吉です(⌒▽⌒)

 

昨日は、急な作業をすることになり、

日誌もコメントも、満足に書くことができませんでしたw

本当は昨日お伝えしようと思っていたのですが、

丸山慰霊祭の時、

凄いものを見ましたので、

是非ご紹介したく思います。

 

丸山旧陸軍墓地の慰霊祭が終わり、

後片付けをしている最中、

ふと横を見ると、

ビニールの袋が置いてありました。

何気に見ていると、

袋のところから煙が出てますw

『えっ?なに?どうなってるの?』

じ~っと見ていると、

持ち主の方が来られて、お話し下さいました。

『これ、自衛隊食なんです。

 被災地や緊急事態のときに、

 現場で食べるものなんですよ。

 加熱剤を入れると、温かいご飯になるんです』

『へぇ~、これはすごいですねぇ。

 初めて見ました』

 

『身体を張って現場に行かれる方々にとって、

 食事は本当に大切なんです。

 体力勝負ですから、しっかり食べなくては現場で活躍できないですからね』

先ずは英霊にご覧頂き、

その意をつぎ、国家を愛し、国家を守る仕事に携わるものとして、

是非ご覧いただきたかったそうです。

お昼の時間ということもあり、

出来上がりを謹んで食べようと思っていたところだそうです。

 

『末吉さん、どうぞ』

 

『えっ?いいんですか?』

 

『どうぞ、遠慮なさらずに召し上がってください

 現在の最前線の携帯食料も知っておられたほうが、

 自衛官のお気持ちもわかっていただけるのではないですか?』

 

『恐縮です。では、遠慮なく頂きます』

そういって頂戴したのがコチラです。

 

 

これは豚の生姜煮と聞きました。

早速、有難く頂きました。

 

その一口目。

 

とにかく驚きました。

ご飯もおかずも温かいんです。

そして、

意に反して、美味しい!!!

 

感動しつつ、無言で只管食べていたのですが、

これは末吉が全部食べるのはもったいない思い、

 お参りにこられていた末吉の大切な知人がいましたので、

事情を説明し半分こして頂きました。

 

 

 

食べながら、

英霊に対するお気持ちと、

末吉のようなものにまで貴重なお振舞いを頂いたことに

只管、感謝の一言でした。

 

ちょっとの時間しかお話しすることができませんでしたが、

殊、被災地で活動されていた方々は、

このような便利なものがあるにも関わらず、

被災者の皆様方のことを気遣い、

温めることなく、冷たいまま食されていたとも聞きました。

 

確かに、

非常事態の現場では贅沢などは言えません。

国防最前線に立つ自衛官の方々の

一般国民を思う気持ちが、

少しわかったような気がします。

(ちょっと偉そうかなぁ・・・)

 

T様、

ご馳走になりました。

そして、

一杯のお食事にて、

本当に勉強させて頂きました。

心から感謝申し上げます。合掌。

  

 

~今日の予定~

 ①旅順に鎮守府開設(明治39年)

 ②大安です

     

~明日の予定~

 ①彼岸明け

     

~明後日の予定~

 ①日独伊三国同盟調印(昭和15年9月27日)

 ②末吉お休みです

コメント / トラックバック4件

  1. 北条ヒロシ より:

    自衛隊の携帯食、興味深く読みました。
    非常食といえば乾パンくらいしか思いつきませんが、
    レトルト宇宙食が充実しているのはニュースで知って
    いました。
    いずれにしても、生きることは食べることです。
    体力がなければ仕事もできません。
    国防に携わる自衛隊の皆さんも、携帯食はせめて温めて
    食べていただきたいものです。

  2. S より:

    この自衛隊食はじめて見ました。
    そして末吉様の以下の言葉が目に留まりました。

    「このような便利なものがあるにも関わらず、

    被災者の皆様方のことを気遣い、

    温めることなく、冷たいまま食されていたとも聞きました。」

    震災では、自衛隊員は、被災された方には、温かいご飯や味噌汁を提供しながら、昼夜を問わず活動する隊員は、携行食料や
    缶詰や、温かいものも冷たいまま食べ過酷な現場で活動されてたのですね。また、赤飯は腹持ちするので隊員の食事として普段よくだされるそうですが、現場から被災者に遠慮すべき(赤飯はめでたいことをイメージさせる)との意見が続出して今回は途中でだされなくなった話を聞いたことがあります。

    震災後、半年を経て、こうした自衛隊員やまた米軍の話は聞かれなくなりました。或る意味良いことかもしれませんが、上記のような感動的事実や、活動の正当な評価はしっかりと国民に伝えてしかるべきと思います。

    そんななか、政府は平成24年度予算の作成に着手していますが、報道によると、各省からの概算要求に当たって、人件費など義務的経費を除き、一律10%カットの方針と伝えています。
    当然、防衛予算にも反映されると思います。
    今年度防衛費は約4兆8千億弱、これを単純に10%カットとすると4千8百億の減。義務的経費は除かれますから、ここまではいかないと思いますが、それでも相当の減額。
    防衛費は国の財政悪化とともに年々少しずつ減らされ続けています。しかも防衛費は嘗てはGNP(国民総生産)今はGDP
    (国内総生産)1%以内という何の合理性のないものに縛られたままです。

    しかも、日本の領土は北から西から、南から脅かされ続け、日本以外の東アジア各国は国防費を毎年のようにアップ。
    さらに、自衛隊はソマリア沖、今回のスーダン等等、海外派遣は増えるばかり、海上自衛隊の艦艇は常に定員割れなど、上記の弊害は枚挙にいとまがありません。

    しかしながら、こんな現状にも関わらず、防衛費を増やせ、自衛隊の装備を、定員を増やせとの声は残念ながら、どこからも
    聞こえてこないのが残念です。それでも自衛隊は今回の活動で世界的評価をあげました。それは自衛隊を取り巻く環境が厳しい中で、現場の日々の猛訓練の成果です。日頃の一般マスコミで紹介していない事例を最後に一つ紹介し、黙して語らぬ隊員の方々への心からの賛辞と心からの敬意を表したいと思います。

    或る雑誌に掲載されたトモダチ作戦を行なった米海軍幹部の
    話です。(第7艦隊第76任務部隊司令官 ジェフリー・ジョーンズ准将)
    記者の今回の米海軍尾対応は極めて迅速でしたね?と訪ねたのにジョーンズ准将は以下のように答えました。(全文掲載)
    「海上自衛隊にはかないません。私は地震が発生したとき、沖縄のホワイトビーチの艦隊行動司令部におりました。当時、海上自衛隊の艦艇が4隻、入港していましたが、地震発生の知らせを受けて、15分でエンジンを動かしはじめ、すぐに出港して行きました。世界の海軍の中でも、海上自衛隊ほど迅速な出港ができる海軍はいないでしょう。私は海軍に34年勤務していますが、あれだけ素早い対応を見たのは初めてです」

     

  3. 末吉 より:

    北条ヒロシ様
     
    こんにちは。
    普段、我々一般人が見ることがないだけに、
    末吉もかなりの時間、観察してました。
    確かに体力勝負の隊員の方々には、
    お食事だけでも温かいものを召し上がっていただきたく思いますが、
    現場の境遇を考えて、
    あえて同じような食にする・・・。
    そのお気持ちこそ、
    『大和魂』であり『武士道』ですよね。
     
    まさに
    世界に誇れる自衛隊です!

  4. 末吉 より:

    S様
     
    こんにちは。
    メディアがあまり報じていないところ、
    さすがS様、よくご存知ですね。
     
    それは震災に限らず、
    災害現場ではそうされているそうですし、
    海外派遣の場合でも、
    場所によってはそうすることもあると聞きました。
    何れにしても、
    現場にいる一般の方々の心までもを、
    常に考えておられることは、
    もっとメディアが報じなくてはならないところであり、
    それらも含め、
    自衛隊がいかに我々にとって重要な任務を帯びているのかを
    再認識しなければなりません。
     
    おっしゃるように、
    極東アジアの緊迫した情勢が日増しに高まっているにも関わらず、アホ政権は、防衛費を削減してまで政権維持を保とうとする輩の集団ですから、税金泥棒よろしく全くやくにたちませんね。
    国民は、そのことを充分思い知らされたことでしょう。
    それでもなお、指示するというのでは、
    日本の間違った戦後教育に洗脳されているとしか言いようがありません。
     
    国があって、我々が生活できるのです
    国がなくなれば、政権も防衛費もあったもんじゃない。
     
    そのことがわからんようでは、
    政治家どころか、社会人として失格ですね。
     
    トモダチ作戦の記事、
    どこかで末吉も読んだような気がしますが・・・
    改めて、
    日本の自衛隊の方々に感謝申し上げたく思います。
     
    末吉は、
    日本国自衛隊を応援します!
     
    S様のように、
    学者肌ではありませんので、
    月並みなコメントしかできませんが、
    懲りずにこれからもコメントお願い致します。

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