末吉、七五三の日に記す
カテゴリー: 護國日誌
2013年11月15日 金曜日

愛媛縣護國神社裏千家流茶道教室

 

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第六十八回稽古日 11月24日 10時~15時(江戸宗禮先生) 

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こんにちは。

人生楽笑(じんせいらくしょう)末吉(すえきち)です(⌒▽⌒)

 

本日は七五三の日です。

ところで、

七五三ってどんなことをするか知ってますか?

先ず大前提として、

七五三はイベントではなく、

それぞれお祝いの儀式であることを忘れてはなりません。

 

三歳=髪置(かみおき)の儀

日本では男女とも生後七日目に産毛を剃り坊主頭ですごし、三歳の春から髪を伸ばす風習がありました。

もう赤ん坊ではないという意味で、これを髪置とよび、碁盤の上に子供を乗せ、髪置親をたて白いすが糸をかぶせて、頂に白粉をつけ、クシで左右にすいてお祝い『髪置きの儀』を行いました。この歳を機に髪を伸ばして結いなおします。

 

五歳=袴着(はかまぎ)の儀

五歳になった男の子は初めて袴をはき、袴着の祝いをしました。この歳を機に男の子に紋付の羽織袴を着させました。

古くは平安時代に於いては男児、女児ともに三歳から四歳、六歳から七歳のときに初めて袴をつける儀式を行いました。これも碁盤の上に子供を立たせ、腰結いの役の人が袴を付けました。

 

七歳=帯解(おびとき)の儀

七歳になった女の子は、これまでの紐付きの着物から着物に帯をしめ帯解の祝いをしました。

この歳を機に女の子が着物をつけ紐をとり、大人と同じように腰紐を使って着付をし、帯を結ぶようになるという儀式です。母親が娘の帯をかつぎ締めました。また女の子はこのときはじめて被衣をかぶる儀式も行いました。

 

11月15日にお祝いを行うようになったのは、

この日が二十八祝の鬼宿日(きしゅくにち)つまり鬼が自分の家にいて出歩かず、、一年で最良の日とされていた日で、祝い事に最良の日です。11月秋の実りを神様に感謝する月でもあり、旧暦の15日は霜月の十五夜望月で、収穫感謝の祭りを行う大切な日であり、収穫の感謝旁子供の成長を感謝し、さらなるご加護を祈りました。

ちなみに、

初めて七五三詣をしたのは、

德川5代将軍綱吉の嫡男徳松君だそうです。

 

いずれにしても、

今も昔も子供の健やかな成長を願い神様に祈ることに変わりありません。

 

本年も、

皆様お揃いでご参拝下さいますこと、

お待ち申し上げております。

 

 

~本日の予定~

①中旬祭(神社祭事)

②七五三の日

 

~明日の予定~

①装道きもの学院無料着付奉仕

 

~明後日の予定~

①装道きもの学院無料着付奉仕

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