末吉、父の日に申上る
カテゴリー: 護國日誌
2015年6月21日 日曜日

こんにちは。

たゆたえども沈まぬ

人生楽笑(じんせいらくしょう)

末吉(すえきち)です(⌒▽⌒)

 

『世の中に思いあれども子をこふる おもいにまさる思いなきかな』

紀貫之

 

末吉が奉職を始めたころ、

七五三の時期になると当時の宮司が必ず看板にこの歌を書き、

『子は寶』

と言いながら掲揚していたことを思い出します。

 

当時、ある御遺族の方が

『今年で106歳になるんです。息子がお祀りされとるんですよ。命ある限りお参りに来ます!』

鳥居前からご自身で歩かれ、

拝殿でお祓いを受け、昇殿。

玉串拝礼をした後、そのお話をお伺いしました。

 

またある御遺族の方は

『息子は悪さばかりしよったけど、おらんなったら(いなくなったら)寂しいもんですよ。でも、こうして護國神社にお参りに来ると、息子が話かけてくるように思えるんです。父ちゃん、父ちゃんとね。』

 

今だからこそ言える我が子に対する想いは、

紀貫之さながらではないかと思います。

 

本日は父の日。

その由来を調べると、

1909年アメリカ・ワシントン州スポーケンのソノラ・スマート・ドットが男手一つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いし父の誕生日である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラ。ソノラ・スマート・ドッドが、父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとされている。1910年の最初の祝典の際には、YMCAの青年が、父を讃えるために、父が健在の者は赤いバラ、亡くなった者は白いバラを身につけたと伝えられる。(ウィキペディア参照)

 

さすがにバラは・・・と思いますが、

たまには

親不孝ばかりでなく

オヤジとごはんでも食べようかなぁ。

 

 

~本日の予定~

①第786回献謡祭 午後1時~

 

~明日の予定~

①特にありません。

  

~明後日の予定~

①沖縄戦終結の日(昭和二十年)

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