末吉、清掃奉仕を語る(2)
カテゴリー: 護國日誌
2011年7月9日 土曜日

『復興への思い、被災地へ届け!』

 

 

こんにちは、

『人生楽笑』末吉です(⌒▽⌒)

 

梅雨明け宣言があった途端、

なぜか暑さが倍増したように思うのは末吉だけでしょうか?

 

そんな中、

昨日、松山南高等学校の家庭クラブの生徒33名が、

仲田正夫校長先生をはじめ、

引率の先生方とともに、

『挺身の碑』の清掃奉仕に来て下さいました。

(ちゃんと新聞部の生徒さん1名も取材に来てました)

雨上がりの夕方ということもあり、

蚊や虫が飛び交う中でのご奉仕でしたが、

誰一人として声を上げることなく、

ただ黙々とご奉仕頂いたのには驚きました。

 

慰霊碑では、

一礼後、

丁寧に慰霊碑の隅々に至るまで、

拭き掃除をしていたのには、

末吉も頭が下がりっぱなしwww

過去の清掃奉仕活動において、

このような場面を見たことがなかったからです。

 

実は、

今回の清掃奉仕には、

昨日の日誌で書きました、

愛媛県立松山高等女学校四十二期生の方々にもご足労頂き、

その様子を見て頂いておりました。

 

『大先輩だけに現場監督だな』

 

と、

のん気に思っていると、

ご奉仕の後、

『みなさん、本日は本当に有難う御座いました。

 同期の三乙女もさぞ喜んでいることでしょう。

 さぁ、お茶をもってきましたから、どうぞ。』

そう言って、

人数分のお茶をご用意し、振舞って頂きました。

 

同期の三乙女を想うお心と同様、

後輩を労うお心遣いに、

末吉は感激し、一人ウルウルしておりました。

 

 また、

松山南高等学校同窓会長岡田紀夫氏(岡田印刷相談役・顧問)も

駆けつけていただき、

後輩であります生徒さんに、

激励のご挨拶をされておりました。

生徒さんは、

それぞれに聞きたいこと、

不思議に思うことなど、

大先輩方を囲んで、お話しに聞き入っていましたよ。

戦争とは・・・

同期生とは・・・

親友とは・・・

大切なものとは・・・

きっと、学校では学べない、

貴重なものを得たのではないでしょうか?

 

この集合写真。

長い年月、ただ只管同期生を想い続け、

その一心で慰霊顕彰されてこられた大先輩方。

そのお気持ちを次世代へバトンタッチされた瞬間です。

 

 

仲田校長先生曰く、

『宗教の布教活動に来たのではありません。

 戦時中、尊い命を落とされた大先輩方に対し、

 後輩である我々に何ができるか・・・

 その一点でしょう。

 その慰霊碑が境内にあるというだけのことです。

 何の問題もありませんよ、、、

 今後も続けていきます!

 ねぇ、岡田会長さん』

 

岡田会長様曰く、

『そうですね、全く問題ありません。

 家庭で先祖を敬うことと何ら変わりありませんからね。

 むしろ、問題視するほうが非国民とういことでしょうね。』

そんなお話しをされている一枚。

 

一番右が、

今回の清掃奉仕のために、

四十二期生の皆様方と連絡を取り合い、

種々お骨折り頂いた、

某団体のM氏です。

(恥ずかしいそうですので、後ろ姿で登場です)

 

ちなみに、

全員松山南高校の卒業生です

(県内1,2の進学校ですよ!)

 

 

今回の清掃奉仕、

四十二期生の皆様方の思い、

卒業生の思い、

そして、在校生の思い、

それらが一つとなり実現したものです。

 

神社がこの地にある限り、

慰霊碑がこの地にある限り、

このような清掃奉仕の光景が当たり前のこととして、

永続的に続くことを願ってやみません。

 

みなさん、

ご奉仕、本当にありがとうございました。

 

そして、

四十二期生の皆様方、

長い間、本当にお疲れ様でした。

 

最後に、

三乙女、、、永久に安らかならんことを・・・。

 

 

 

~本日の予定~

  ①靜岡縣護國神社正式参拝 午前9時10分~

  

~明日の予定~

 ①愛媛銀行清掃奉仕 午前8時~

 

~明後日の予定~

 ①末吉お休みです

コメント / トラックバック8件

  1. 北条ヒロシ より:

    松山高等女学校42期生の皆さん、後輩が慰霊碑の清掃を
    引き継いでくれ嬉しく安心されたことでしょう。
    悲惨な戦争の記憶の風化を防ぎ平和の大切さを
    肝に銘じたいものです。

  2. ブロッケンの妖怪 より:

    末吉さん、こんにちは。 「 えっ」こんなに沢山の方々から御祝いの御言葉戴いていたのですね。

    御祝いの御言葉を戴いた皆様へ
    「暖かいお心遣い陽希もブロッケンもとっても嬉しいです。陽希もとっても喜んでいます。 皆様本当に有難う御座います。 きっと笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきます。頑張ろう〜っ」陽君が「ブロッケン、幸せになろうな」って言ってくれました。(*^m^*) ムフッ (うるうる)

    話題を変えて、末吉さん、陽君が被災地の今の現状を知らせてくれました。ず〜っと変わらず、撤去去れていない所があれば、更地の所も有り、又、仮設住宅に至っては、制限区域があり未だに避難所で暮らす方々も居ます。今は東北地方は梅雨真っ盛り、とっても不衛生だと言ってます。仮設住宅で暮らす方々から苦情が出ています。(TVでも流れてました。)蟻やダンゴムシ等の虫が列を成して家に侵入してきます。欠陥だとは言いませんが、手抜き状態だと言ってます。陽君が「ブロッケン、お前を連れて行かなくて良かった、兎に角、虫が沢山飛んでいて、身体に異臭が染み着いてしまう、身体に良くない。」と言ってます。そんな中でも仕事をしている方々が居るのです。雨の中カッパを着て仕事をしている方々に頭が下がります。上品なスーツを着て、馬鹿な会議を延々としている場合ですか。福島県だけが被災地では有りません。宮城県、岩手県も被災地なんです。解ってますか。政府の方々が能無しの会議をしている中で被災地の方々は、辛く厳しい生活をしているのです。 子供も高齢者の方々も頑張って生きて居るんです。なぜ、何故です。どうして前に進まないのか?教えてください。 早く、1日も早い復旧復興を願っています。

    末吉さん、沢山書ききれなくて御免なさいです。陽君が泣いてました。ブロッケンの御近所の御夫妻が亡くなっていたと言ってました。

    悔しいです。情けないです。

    陽君が末吉さんに「末吉君、もし被災地を観たらきっと絶句するぞ、怒り爆発になる。見ない方がいい。」って言ってました。 ブロッケンもそう思います。

    末吉さん長々と御免なさい。短いですが。被災地の今の現状です。

  3. ブロッケンの妖怪 より:

    末吉様 はじめまして私は、夏蜜柑と言います。主人が神野陽希社長さんの処で働いています。 末吉様の日誌は、此処でも話題になっております。 ブンチャンの処で今日は。晩御飯です。(寂しがりやさんですから)o(^-^)o
    所で夏蜜柑からも少し被災地の事を。 ブンチャンが居た所は、見る影も有りません、それに、今は梅雨、晴れた時が恐いです。それは、神野社長さんも言ってましたが、衛生問題、虫や細菌、食中毒の問題、瓦礫の撤去の問題、トイレにお風呂の問題、等々の問題が山積み本当に手が付けられない状況です。テレビ番組で映る処は、綺麗ですが、画面に映らないところの現状は、悲惨極まりないのです。海の側では、言葉に出来ない位酷いことになって居ます。末吉様、主人が先程電話をくれましてね。結婚して初めてかな?大の大人が、声をあげて泣いたんです。びっくりしました。主人達が居るところは、ブンチャンの生まれた町、手付かずの所がある町、沢山の方々が亡くなられた町、そして今は、故郷を捨てて出ていく方々も居ます。政府の対応にイライラしています。 末吉様、今のブンチャンは、本当に寂しそうです。肺炎になったおり主人と御見舞いに行ったのですが、肌も、髪も爪も、ボロボロでした。 解りますか?末吉様ブンチャンが震災後必死で被災地に向かった事、大切なじい様の為、血縁なんて関係有りません。祖父で有り又、父親だったじい様の事が心配だった事。被災地では、此から先、どうなるのか解りません。仕事の事も、家族の事も、解らないまま、歳月だけが過ぎて行きます。末吉様ブンチャンの悲しみ、苦しみ、辛さは見ていて、泣けてきます。誰よりも、辛い道を歩いて来たブンチャンが夏蜜柑は、妹見たいで可愛んです。 末吉様、どうか解ってください、言葉で、そして文字では表せない、其ほど悲惨な現状なんです。 初めて投稿させて戴いたのに長くなり申し訳有りませんでした。

    説明が下手で済みませんでした。

    今夜は、ブンチャンの家で、お泊まり致します。

  4. 末吉 より:

    北条ヒロシ様
     
    こんにちは。
    四十二期生の皆様方が笑顔で清掃活動を見守っておられたのが印象的でした。
    心から安堵されたのでしょう。
    大先輩方の想いを永遠に後世に伝えてほしいものです。

  5. 末吉 より:

    ブロッケンの妖怪様
     
    姉様
     
    こんにちは。
    新婚生活は如何ですか?
    すごいでしょ?
    皆さんコメントこそないものの、
    兄様、姉様のことをちゃ~んと応援してくれてますよ。
     
    兄様、、、
    姉様を幸せにしなくちゃいけませんよ。。。
    姉様、、、
    兄様から離れてはいけませんよ。。。
     
     
    さて、
    被災地の現状、
    こちらでは、原発と政権のことばかりで、
    ほとんど報道されていません。
    おそらく、非被災地ではほとんどそうなのではないでしょうか?
     
    今なお被災地では、
    想像を絶する生活をされているのでしょう。
    何もできない自分に腹が立ちます。
     
    食料や物資がない中で、
    精一杯明日の復興を夢見てがんばっておられるのに、
    ぬくぬくと安全な場所で、
    のらりくらりとマヌケな議論をしている
    政府や官僚、政治家には怒りしかありません。
     
    何をどう議論しようが、
    瓦礫一枚動きません。
    天才と何とかは紙一重といいますが、
    小学生でもわかることをわからないのは、
    何とかってほうなのでしょうね。
     
    とある番組で宮城県知事がおっしゃってました。
    『一番は、被災地をわすれないでほしい』
    今、それが現実になりつつあります。
     
    末吉は忘れません。
    こうしてパソコンを開けている今でも、
    被災地では復興活動がなされていることを。
    安眠できないことを。
    ひもじい思いをされていることを。
     
    まだまだ先行き不透明な今日、
    兄様、姉様をはじめ、
    被災地で活動されている全ての皆様方、
    本当にお身体にはお気をつけ下さい。
    決して無理をされないようお願い致します。
     
    末吉をはじめ、
    当社職員は祈ることしかできませんが、
    この祈りが、
    少しでも早く、
    少しでも多くの皆様方に届くことを願っております。

  6. 末吉 より:

    夏蜜柑様
     
    はじめまして、投稿担当の末吉と申します。
    兄様、姉様から折りあるごとにお話に出てくる、
    本当に人情のある優秀な社員様ですね。
    今後も何卒宜しくお願い致します。
     
    現在の被災地の現状報告、ありがとうございます。
     
    もって行き場のない、
    怒り、
    悲しみ、
    苦しみ、
    拝見しているだけでも、
    本当に辛いです。
     
    姉様も辛いでしょう。
    夏蜜柑様のご主人様も辛いでしょう。
    被災者の皆様方も本当に辛いでしょう。
     
    これ以上、
    末吉は、
    かける言葉さえ見つかりません・・・。
     
    本当に困ってます・・・
    本当に・・・
     
    ただ・・・
    末吉は、祈ります。
    もっと、もっと祈ります。
     
    明日も、明後日も、
    その次の日も、
    ずっと、ずっと、ず~~~~っと祈ります。
     
    いつか必ず、
    平成23年3月11日午後2時46分より前と同じように、
    元の生活に戻れるよう・・・
    祈ります。。。
     
    毎日・・・祈ります・・・
    それしか今の末吉にできることはありませんから・・・

    夏蜜柑様、
    せっかく被災地のことをご報告いただいたのに、
    ちゃんとしたコメントがお返しできなくて、
    本当に申し訳ないです。
    ただ・・・懲りずにまたコメントしてくださいね。
    末吉はいつでもまってますから。。。

  7. 南の風 より:

    8日の松山南高校生徒による「挺身の碑」の慰霊清掃奉仕―末吉様の丁寧でユーモア溢れしかも生徒さんはじめ参加された方々への慈愛に満ちた報告文を拝見しました。

     昨日の朝日新聞の愛媛に小さく載ってましたが、今回の活動の一つになったと思われるのが、昨年の7月4日付け朝日新聞愛媛版の記事ではないかと思います、ネットにもありましたので、アドレスを以下にご紹介しておきます。これまでの経緯や湯浅さんの話も紹介するなどして非常に分かりやすく書いています。ご覧下さい。
    (決して朝日新聞の宣伝ではないので誤解なきように)
       ↓    ↓   ↓
    http://www.asahi.com/areanews/ehime/OSK201007030158.html?ref=chiezou

     末吉様の文章や写真などを拝見すると、湯浅さんはじめ当時の方、またOGの方と生徒さんや先生、それに神社の方などと和やかで穏やかで明るい交流が行なわれていることを感じ心洗われる想いがいたしました。

     清掃自体そのものも大変意義のあることですが、日本の家庭では普段の生活のなかで自然にご先祖さんや家の歴史が子供たちに伝わって行ったように、ーそこには温かい家族の会話や生活の営みがありますー(今はどうか知りませんが)それと同様にこうした交流こそが、歴史継承の原点であり、身近な英霊追悼、顕彰の営みの一つのような気がします。

     その意味で、参加した生徒さんは、これを機会として、ぜひいつかは自らの意思で神社に足を運び、拝殿にて深く頭を垂れてもらいたいと願っています。そこでまた明るく和やかな交流や学びの場が生まれますように。

  8. 末吉 より:

    南の風様
     
    はじめまして。
    投稿担当の末吉と申します。
    閲覧ならびにコメント、
    本当にありがとうございます。
     
    末吉の駄文を、そのようにおっしゃって下さり、
    感謝申し上げます。
     
    この『護國日誌』は、
    できるだけ一般目線で、わかり易く、
    英霊や神社の出来事をご紹介し、
    興味を持っていただくことを目的としてはじめました。
     
    さて、
    当日の朝刊、
    末吉も朝一番で購読いたしました。
    写真こそなかったですが、
    ちゃんと載ってましたね。。。
    自分のことのように嬉しく思いました。
     
    また、このような記事を通して、
    『挺身の碑清掃活動』が、
    『ロシア人墓地清掃』・・・
    いやそれ以上に盛んになることを願ってやみません。
     
    おっしゃるように、
    世代が変わり、
    時代が激変している昨今、
    核家族化が進み、
    大先輩方のような年配の方々とお話する機会もめっきり少なくなって参りました。
    だから、
    『歴史が歪められる』『正しいことが伝わらない』
    ということに繋がるのではないかと考えます。
     
    戦時中、
    戦友が戦死すると、
    その遺族に対し、
    上官や部下、戦友の方々がその様子を話し、
    立派な最期を遂げられたと、報告したそうです。
     
    だからこそ、
    ご遺族の皆様方が、
    英霊となられた御祭神のことをよくご存知なんです。
     
    それと同じように、
    挺身の碑も、
    英霊となられた三乙女のことを、
    次世代に語りつがなければいけないんですよね。
     
    それが、
    おっしゃる『歴史継承の原点』
    末吉たちが、
    『慰霊顕彰』を唱えるのは、
    そういう意味もあるんですよ。
    決して布教活動とか、
    保守思想を振りまくとか、
    そんなことじゃないんです。
    殊、
    靖國神社、護國神社に於いては、
    性質がほかの神社とは違いますからね。
    それが故に、
    いつも裁判云々という槍玉にあげられるんでしょうけどwww
     
    今回ご奉仕下さった生徒さん方は、
    大先輩方とじかに交流され、
    その意を受け継がれることでしょう。
    家庭クラブのみならず、
    全校生徒、
    引いては、
    県下高校全校が、
    挙って、
    『挺身の碑』をはじめ、
    慰霊碑群の清掃奉仕に・・・
    英霊の慰霊顕彰に・・・
    神社にお参りいただける日がくることを、
    職員一同・・・
    いえ、
    英霊共々、お待ちして居ります。

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